2004年12月09日

妖怪おきらくババァ

おそらく、
この妖怪は、日本全国各地でその生息が確認されてると思われる。

その性格は、
お前、何も考えてへんヤロ!?
と突っ込みたくなるほど理解しがたいおきらくな妖怪である。

あれは、私がまだ学生のころの話。。。


ちょうど昼を過ぎた頃だったと思う。
私は原動機付き自転車に乗って見晴らしのいい真っ直ぐな道を走っていた。

昼飯を食べた後であった事と、陽気な天気のせいもあって
気持ちよーく走っていた。

半キャップのヘルメットを被っていたので
顔に当たる風が心地よく感じ取れた。。。

そんな、「幸せなイイ気分」を一瞬にして
怒りに満ちた気分」に変える出来事に出くわすとは。。。

*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*

100mほど前方に路肩駐車している赤い軽自動車が
一台目に入ってきた。

 「あー。誰か乗ってるなぁ。」

徐々にその赤い軽自動車に近づいていく。

 「おっ、降りそうやなぁ」

乗っているのは「おばさん」だった。

 「あっ、こっち振り向いてる。今、目おおたよなぁ」


ドアをほんの少し開けたり、閉めたりと
目線を私に向けて、なにやら、出るタイミングを見計らっている様子。

もう少しでその車の横を通過する。
ちょっと狭い道だったが、路駐してても、原チャリ1台は普通に通れる幅だった。

 「ちょっとまってなぁ、おばちゃん。急いで通るから。。」

心の中でそうつぶやきながら、
”待ってもらってる”様に感じた私は
微笑むように目線をおばちゃんに合わせながら、
速度を上げた。



”さぁ、横を通り過ぎるゾ!”
という状態になろうとする瞬間

がっしゃーん

と言う音と共に
私は思いっきりこけた

一瞬信じられなかった。
車が目に入ってから、横を通り過ぎるまで
ほぼ、おばちゃんと私の視線は「交わっていた」はずである。

なのに、タイミングよくわざわざ
俺が横を通り過ぎる瞬間に、なんとドアを開けやがった


「「くぅうぉらー、何考えとんねん、くそばばー!!!!」」


怒りが抑えられず、横転現場から、
メットを地面にたたきつけ、猛ダッシュでババーまで駆け寄った。

あっちこっちが痛かった。
オキニのチノパンは破けるわ
左腕はずるむけて血が流れてるは
ありえない状況に、ただただ怒りが噴出す。

ちょっと面食らった様子のくそババァ。

ようやく、ババーの鼻先までたどり着いた私はもう一度

「どんなタイミングで開けとんのや!」
と怒鳴る。

このとき、全身の傷の痛みはまったく感じてなかったと思う。

そんなババーの、私に対する第一声が、
本気で殺意を感じた瞬間となった。

「ごめんねぇ、見えなかったのよぉ」


な、ナンやとー!?
ずーっと、”ぶつかる直前まで”
目ぇ合ってたやないか!
開け閉めしてたんは、
タイミング見計らってたんとちゃうんか?


「私の車も無傷みたいだし。。。」

そ、それは、俺が”避けてやった”カラやないか!!!

「あっ、でもお兄さんのバイクは壊れてるかも。。。」


かっ、”かも?”やとー?
思いっきり横転しとるし、
なんか、ミラーが粉々やし、プランプランしてるし!
変な”液体”ももれとるやろ?
見えへんのか!!!?


この糞ババーが言い訳をごちゃごちゃ言っている間
私は、怒りで言葉が出ない状態に陥っていた。

*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*

結局、警察呼んで(<<おばはんが)事故処理は進んでいった。
まぁ、弁償してくれることにもなった。(<<当たり前じゃ!)


冷静に思えば、
なんとも「おきらく」なオバハンだった。

起こっている状況も、原因も、なーんにも考えてない。
こっちは、血だらけやのに。

もっと”焦らん”か?
”わー、悪い事したー”とか思ってるか?
打ち所悪かったら、死んでるって。。。。


こんな妖怪との遭遇はこれでは終わらない。
望まずとも「遭遇」してしまったこの
「妖怪おきらくババァ」の同種が他にもいるが、
それは、別の機会という事で。。。
posted by KOB at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | *日本の妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月03日

妖怪ハナミズ飛ばしじじい現る?

今朝発見した出来事を記事にしようと思ってたら
いろんな意味でそれど頃じゃなくなってた。。。。

気を取り直しておもろい爺さんに遭遇したので書いてみます。

朝の通勤電車での出来事。

 やや混みの車内のつり革に捕まっていました。

 東京の吉祥寺駅のドアが開いて人が入れ替わり
 私の左斜め前、ちょうどドア開閉近くに、爺さんが乗ってこられました。

 「ちょっとボケてそうな感じで、見てるだけで暇つぶしになる」風の方。
 口を2秒間隔で金魚のようになにやらパックパックしてます。
  あと、鼻の頭が真っ赤。ジャッキーチェンの映画に出てくる赤鼻の師匠のように。

 これだけでも、笑けてくるのに追い討ちをかける出来事が中野駅を過ぎた辺りで起きた。。

 
 フェッッックショーーーーン!!!
とくしゃみを一発

辺りがちらちらと振り返るほど大きなくしゃみ。
ここで、おそらくその爺さんと私ともう一人二人位しかきづいてない出来事が。


 爺さんは、座席シート側面とドアの間に辺りで、シート側を向き
 手すりを持って立ってたんだけど
 その座席のまん前の居眠りこいてる40台サラリーマン風ロマンスグレイの紳士
 頭の上にハ、ハナミズが飛んでました。。。


おいおい、ロマンスグレイやから目立たんけどやばいってそれは。

この爺の面白いところ、実はここから。


 コートのポケットに手をごそごそいれ、ハンカチ(というかタオル大)を
 右手で取り出し、左手からなにやら小さな棒切れを取り出した。


 多分、つまよう枝だとおもう。正確にはたこ焼きに2本ペアで刺さってる
 ちょっと長めのつまよう枝ミタイな棒。

ん?なにすんねん。そのつまよう枝は。。。。



 爺さんが、ロマンスグレイ紳士の頭にあるハナミズを、
 つまよう枝でそーっと、金魚すくいの如く
 引っ掛け始めた。。。

 引っかかったハナミズは、ハンカチにとって、
  すくって>>引っ掛けて>>とってを
 何度か繰り返す。。。。

 顔は真剣そのもの。ちょっと口がとんがって、手がプルプル震えてたけど。


思わず、噴出しそうになった。
いや、ほとんど噴出してた。
なんとなく、ゲゲゲの鬼太郎のこなき爺にそっくりでそのしぐさといい、
発想といい、けなげさ(?)といい、

この妖怪ハナミズ飛ばし爺はつわものやなぁ。。と妙に感動。

普通、つまよう枝でハナミズ処理するか?
有る程度は取れた見たいやけど。。。残ってるやろうなぁ少しは。

ロマンスグレイ紳士は新宿駅で目覚めて、
自分の身に何があったかを知るまでも無く普通に降りて行きました。


 爺さんは、、ロマンスグレイ紳士の座っていた座席にそそくさと座り
 眠りに付きました。。。。



いやー、ワロタ。

  隣のおっちゃんがウェブロガーやったら、絶対記事にするでぇ。あれは。。。
posted by KOB at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | *日本の妖怪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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